an’s diary ⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上スパセラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容・健康情報などを綴っています。

薬機法セミナーに参加

 

2021年8月1日から、薬機法上における虚偽・誇大な広告を行ったものに対する課徴金制度が開始されました。

 

簡単にいうと、薬機法が厳しくなったよー!ということです。

これは良いことだな、と思う反面、自分は大丈夫かな?もし何かあったときに、「知りませんでした」じゃ済まないのよ!という少し複雑な気持ちです。

 

 

(そもそも薬機法とは?

→ 正式名称は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」。長いということもあり、一般的には「薬機法」と呼ばれています。2014年に薬事法改正により名称変更され、「旧・薬事法」とされていますが、今でも「薬事法」という言葉を使う方もいますし、「薬事の関係で・・・」と会話ではよく出てくると思います。)

 

 

薬機法違反をした場合、個人、法人等は関係なく、すべての人及び法人が取締りの対象となり得るそうです(そう、会社だけでなく個人もです!)

 

 

私が初めて薬機法というものを意識し始めたのは、海外から帰国し、一度日本のサロンで働き始めた頃。

本社から依頼があり、(化粧品やトリートメントの紹介などの)SNSの投稿やPOPの文言などの案を提出する仕事もあったので、提出すると本社のチェックの際に「これ(この表現)もダメ!」「それもダメ!」などどんどんNGに!!!やっていくうちにだんだん慣れていったものの、最初は提出した文章が大きく訂正されることばかりでした。

 

そんなにマイルドな表現にしないといけないのか、と非常に勉強になりましたが、同時に自分の無知さを強く思い知らされた経験でもありました。

 

そこからネットで調べたり、SNSで注意喚起してくださっている方々の発信を参考に、文章作成、個人ではこちらのブログやSNS、お客様との会話でも自分なりに気をつけてはいたのですが、やはり断片的な情報なので限界を感じることも。一度プロが主催のセミナーに参加してみたいなぁ、と思っていたところ、今回Bentenさんという会社のセミナーのご案内が目に止まりました。

 

極端な話、私個人としては現在そんなに大きな売上を上げているわけではないので、別にそこまでセンシティブに気にしなくてもいいのかもしれません。きっとそういった考えの方もいると思います。ただ、私の性格上、気になる!(笑)できれば引っかかりたくないですし、お客様に誤解を与えるような表現もしたくない、という思いも強いです。綺麗事に聞こえるかもしれませんが、、、

 

そもそも、私はこの業界のスタートがほぼ海外からだったのですが、実は英語ではOKな表現が日本ではNG、なんてことが結構あるのです。これは国が違えば当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、恥ずかしながらあまり深く考えてこなかった私は、最初にこれが大きな壁となり、とても苦戦しました(英語がネイティブというわけでもないのに・・・涙)

 

英語をそのまま訳して日本語にしたら法律上アウトな表現になる!という罠。

 

帰国して日本で働いたサロンは外資のブランドだったので、本国の資料をそのまま訳すとグレー、もしくは完全アウトになる表現もあり、サロン業務だけでなく本社の翻訳作業なども携わっていた私はもう完全にキャパオーバー!

 

その頃から、「薬機法やらなきゃ」「薬機法やらなきゃ」「薬機法やらなきゃ」と頭の一部でずっとモヤモヤしていたのですが、今回一度こういったセミナーに参加できて非常に勉強になりました。

 

今回はオンラインにて開催のセミナーでした。有料です。

今まで知らなかった表現や、微妙なラインなど、まだまだ複雑で難しい分野ではあると思いますが、やはりこういったプロの解説が聴けるのは本当にありがたいです。そして今後また新しい情報が入り、変更点や、実際に法律が変わりどのような実例が上がってくるのか、など今後も注意してみていく必要もあるので、これで終わりではもちろんありません。

 

セミナーの内容の詳細をここに書くのは恐らく違反になってしまうので書けないのですが、こちらのブログを読んでくださっている方は同業者さんが多い印象なので、薬機法、お互い気をつけましょうね、という意味も込めて。

 

 

 

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