an’s diary ⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上スパセラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容・健康情報などを綴っています。

悲しいお知らせ

私の通っていたイギリスのカレッジのholistic therapies(Complementary therapies)のコースが今年度で終わってしまうそうです。

 

イギリスは6月で学校制度としての一年が終わり、9月から来年度スタートなので、もうまさに今年のコースが最後で、次がない、ということです。

 

将来的に留学を考えていた方には残念なお知らせです。

そして卒業生の一人として、私もとても悲しいです。

 

理由としては、経費削減。

 

holisticのコースはbeautyに比べて人気が劣るので、常に少人数制。

少人数というところが私は好きで、アットホームな感じで良かったのですが、学校もビジネスでもあるので効率さなどを考えるとそういったところから削っていかなければいけない部分もあったのかと思います。

 

現に、カレッジでいくつかあるキャンパスも年によって少しずつ変わっていってました。私が通っていたときも、もう5年ほど前になってしまうのですが、いつなくなるのか、などという話が全くないわけではありませんでした。

 

先生はとてもショックを受けていて、メッセージのやりとりをしましたが"Holistics is my passion."と、他のコースを教えるので学校には残るけれど、一番やりたかったのはholisticだ、と言っていました。

 

自然に囲まれて、アロマを学ぶのはとても有意義な時間でした。

イギリスの田舎での留学生活は、それまで東京のような都会の、殺伐とした、ストレスフルな人が多く、家が密集して自然はほとんどない、満員電車に揺られ、心のゆとりをなくしかけた私にとって、人生の大切さを教えてもらった大切な時間でもありました。

 

私のブログを通して同じ学校を選らんでくださった方もいたようで、少しでもカレッジの役に立てていたのかな、と思うとほんのり嬉しい気持ちにもなりますが、結果としてなくなってしまうということはやはり寂しいです。

 

でも、あのとき一大決心をしてイギリスに行き、あの学校のあのコースに通い、たくさんの良い出会いに恵まれました。

 

寂しいですが、「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。