alice’s diary ⚓︎Seeing is Believing⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上セラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容情報などを綴ってます。百聞は一見に如かず!

私が考える国際セラピストとは

まだまだ経歴10年にも満たないひよっこではありますが、たくさんの国籍、人種、性別、年齢の方々のお身体、お肌を触らせていただき、お話していく中でよく考えることがあります。

 

 

「国際セラピストって何だろう」

 

 

国際資格を持っている?

 

海外でセラピストしてる or したことがある?

 

日本で外国人も担当する?

 

外国語が話せるセラピスト?

 

 

 

一般社団法人国際セラピスト(ITAA)というものがあるそうですが、ここではあくまでも私が個人で思う、国際セラピストって何だろう・・・と考えた記録をここに残しておこうと思います。

 

 

まず、何事にも経験や知識がないとだめなのは当たり前なので、プロとして自分の専門分野の技術や知識を付けていく、ということは大前提。それは「国際」が付こうが付かないが関係ない。他の仕事にもいえること。

 

そしてそれを日本人の方だけでなく、外国人のお客様に日本で、もしくは海外でそのサービスを提供させていただく。

 

それにプラスして、自分の専門分野とは関係ない様々な話題に対して、多言語でも対応できる、会話ができることが大事なんじゃないかとも思っています。

 

 

例えば日本では割とタブー視される、政治や宗教などの話題。

 

国にもよりますが、アメリカ人のお客様を多く担当させていただいていたとき、ちょうどその頃次期大統領選に向けて共和党のドナルド・トランプ VS 民主党のヒラリー・クリントンが選挙活動を行っていました。

 

セラピストとして担当させていただいた私は、初対面にも関わらず、数名のお客様はこの話題を振ってきました。

 

「一緒に旅行に来ている親友の○○、あの子トランプ支持だって言うのよ。私たち、もう友達じゃなくなるかもしれない。これが最後の旅行かもしれないわ・・・」

 

これも一つのストレスの理由でトリートメントを受けに来てくれました。

 

これはジョークではありません。

ちなみにその親友の方は次の私のお客様として予約が入っていました。

 

 

 

「君はどうなると思う?日本にも少なからず関係あるでしょう?」

 

「トランプも嫌だけど、ヒラリーもだめだ。」

 

 

 

どう返しますか?????

 

 

 

この話の前だか後だか忘れてしまいましたが、本社のマネージャーがミーティングに参加したとき、こう言いました。

 

「みんなは色んな国から来てるけど、ここはアメリカよ。アメリカ人のお客様がほとんど。みんなはアメリカという国についてどのくらい知ってるの?勉強してる?どんな薬を飲んでる人が多い?どんな病気に悩んでる?・・・・・・(色々なお話が続く)

 

・・・ドナルド・トランプって知ってる?」

 

とイギリス人の女の子に聞きました。

 

「私イギリス人だもん。そんな人知らないわ!」と返答するNちゃん。

 

 

まぁそうかもしれない。

その頃は日本でもまだドナルド・トランプって誰?という人が多かったかもしれない時期で、ニュースでもそこまで大きく取り上げられていなかった模様。そして、私も本当にトランプ大統領誕生になるとは、ほんのちょっぴりくらいしか思ってなかったとき。

 

 

トランプ大統領の話ばっかりになってしまいましたが、イギリスの船のときはBrexit。

 

「え~さすがに可決されないでしょ」

「いや、わからない。トランプも当選したし」

 

そんな会話があったり。

 

先ほどの親友と友達じゃなくなるかも、というお客様の言葉は決して冗談ではなく、イギリスがEU離脱することに賛成した親戚と縁を切ったという知り合いもいます。本当にそんなことが起こっているんだ、と思いました。

 

 

 

それから、私にこんな質問をされるお客様も結構いました。

 

「フクシマって安全なの?」

「原発ってどうなってるの?」

「もう日本に住まない方がいいんじゃない?」

 

東日本大震災の原発事故については海外からの関心も高く、私が日本人と知ると最初にその話題を振ってくる人もいました。

 

日本人=地震、原発、フクシマ

などとなってしまっているのでしょう。

 

どう答えますか?????

 

 

「中国と仲悪いんでしょう?小さな島を巡って争っているよね」

 

と言われたこともあります。冗談混じりにですが。

 

他にも、

「日本の皇室は人気なの?」

 

などの質問を受けたり。

 

 

 

日本語でも答えるのですら難しいかもしれない。

答えという答えにならないかもしれない。

 

 

セラピストにそこまで求めないでよ!と思う方もいるかもしれません。

 

でも私は、お客様とのコミュニケーションを図る上でとても重要なことだと思っています。

 

もちろん、知ったかぶりはせず、わからなかったり答えられない場合は正直に伝えます。

 

 

また、香港、台湾、中国の関係もとてもデリケートなので、こちらから勝手に中国人と決めつけないようにしたり。

 

欧米人に言われるのと、私たち日本人に言われるのでは受け取り方が違う方もいらっしゃいます。

 

幸いにも、昔から社会や歴史の授業は割と好きな方で、特に英語が好きだったからか国際情勢にはとても興味がある方でした。日本についても、ニュースは割とよくチェックする方なので、アンテナは張っている方かな、と思います。

全然まだまだ知らないことばかり、知識も足りないのですが・・・。

それでも、嫌だな、とは思わず、新しいことをもっと知りたい、と思えます。

 

この情報が溢れる世の中で、何が本当で何がフェイクなのか見極める力も大事。

 

ツイッターなどでは、この業界ではあまりいないかもしれませんが、そういった情報にも注目し、気になった記事があればリツイートなどシェアし、アクションを起こすようにしています。

 

少し話が逸れますが、銀座のホステスさんについてこんな話を聞いたことがあります。夜のお仕事のイメージが強いかもしれませんが、お客様は超お金持ちのエリートの方々も多いです。そんな方々とお話するのに、ただ美人で一緒にお酒を飲むだけで、OKとされますでしょうか。同レベルで会話をするのに、一流の人気ホステスさんは、日経新聞や様々な書籍を読んで日々お勉強されているそうです。

 

私もお客様で、銀座のママです、とおっしゃっていた方を何度か担当させていただいたことがありますが、とても賢そうな方ばかりでした。

 

セラピストと銀座のホステス???と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は時々接客業はママさんたちを参考にさせていただくことも大事なんじゃないか、と思ったりもします。

 

 

知らないより、知っている方が良いですしね。

 

引き出しは多いに越したことないです。

 

理屈っぽくなるのはくどいですし、施術中にディベートが起こるのは少し場が合っていないと思いますが、お客様のストレスレベルを知ることにも繋がります。

 

ただ技術が上手くて、美容と健康の知識が豊富で、物販が得意、語学も得意、なだけでなく、普段からアンテナを張って様々な分野の教養を身につける、情報を取り入れる、丁寧で気持ちの良い接客をする、ということが大切だと思います。

 

そうすると、お客様も信頼してくださります。

 

日々勉強、ですね。

 

 

大変だけど奥の深いこの仕事が好きです。

 

 

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