an’s diary ⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上スパセラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容・健康情報などを綴っています。

サウナのメリット・デメリット

 

北欧・フィンランドが発祥と言われるサウナ。

日本でもここ数年サウナブーム、健康意識の高いビジネスパーソンたちがこぞってサウナに通っているイメージです。

 

 

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を読んで以来すっかりファンになった津川友介さんが、新刊『HEALTH RULES』(こちらも早速読みました!おすすめです)を出版されたのですが、最近こんな記事を書かれていました。

 

news.yahoo.co.jp

 

これを読むと、

・血管への好影響

 

・コレステロール値の改善

 

・炎症の抑制

 

・リラックス効果

(精神的な要素が健康に良い効果を与えている可能性もある)

 

・心不全に良い

 

などが研究結果として出てきているということでしょうか。

※詳しくは記事本文、そして引用元の論文などをご参照ください。

 

ただこちらの記事は、サウナだけでなくどちらかというと入浴に関する話がメインかも

 

本の中では、

サウナ浴は血圧を下げ、

脳卒中や心筋梗塞などのリスクを下げ、

心臓疾患による突然死のリスクも下げると報告されている

と図を用いて述べられています。

 

 

津川先生の本は、一個人の経験談よりエビデンス(科学的根拠)!ということで様々な研究データを分析し、その中でも「エビデンスが強い」とされる健康法などが書かれていてとても説得力があります。

 

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』では食事法がメインだったのに対し、新刊『HEALTH RULES(ヘルス・ルールズ)病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』は、食事法だけでなく睡眠や運動、ストレス、アレルギー、サプリメント、ワクチンなど幅広い内容に対応。変わらず【エビデンスの確かさにこだわった一冊】で、海外のデータを日本人に当てはめるとどうなのか、ヒト試験なのか、なども丁寧に書いてくださっています。

 

 

他に、論文などの引用元は不明なのですが、エリカ・アンギャルさんの書籍『最強でエレガントな免疫を作る100のレッスン』の中でもサウナについての記述が少しありました。

 

・HSP(ヒートショックプロテイン、免疫力を高める)を増やす

→ 75℃で30分間サウナに入ると、HSPが50%増加するという研究がある。また、サウナを週に数回、3ヶ月定期的に利用することで、風邪をひく率が50%減少したという研究結果もある。

 

・一酸化窒素(血管を柔らかく保つ効果があり、全身の血流を良くする)を増やし、呼吸器系疾患のリスクを下げる

 

ただこちらは先述した通り、引用元が不明です。

(エリカさんの本やお話は大好きなのですが、いつも引用元の論文などが載っていないので、情報元を確認するのが難しいです。)

 

 

たしかに、シンプルに考えても、

サウナに入ると温かいので血流が良くなる

血液は酸素や栄養素を細胞に運ぶ

そこから得られる健康効果は高そう!と想像できます。

 

そしてやはり、サウナに入ることによって「はぁ〜気持ちいい」とリラックス気分が高まるので、自律神経やホルモンバランスなど、好影響もありそうです。

 

ということで、

・血流が良くなる

・リラックス効果

 

ということはあるのかな、と個人的にも思いました。

 

 

と、ここまでサウナについて良いことばかり書いてきましたが、他に以前読んだ本の中で、サウナの怖い話(?!)というか悪い記述があり、衝撃的で未だに忘れられません。。。

 

ドイツの皮膚科医、ヤエル・アドラーさんという方が書いた『皮膚の秘密』という本です。

以下、引用します(p.236)。

 

病院や研究機関以外の場所で、皮膚科医と微生物学者とウイルス学者を見つけ出す方法はあるでしょうか。

スリッパを履いてサウナに入り、素足では絶対に床やベンチに触れない!そのような人は皮膚科医科、微生物学者か、ウイルス学者です。私も現にそうしています。

 

勘がいい人はこれだけ読めばわかると思いますが、つまり

水虫とかイボがうつる可能性がある

ということ。。。

 

本の中ではこう続きます。

筋金入りのサウナ愛好家は、サウナに入ると足裏の血行が良くなって免疫力が高まり、細菌や真菌に感染することはない、と私に説教します。そうかもしれません。しかし、私はそんな彼らを黙らせる方法を心得ています。その方法とはこういうものです。私は真顔で、「その通りです。でも私はスリッパを履いた方がいいんです。ひどい水虫と大きなイボがあるからです!」と説明します。すると、説教好きのサウナ愛好家ですら、すぐに嫌悪感を露わにして、黙り込みます。そして、ひそかに「目の前の人間が用心深くてよかった」と安心するのです。とはいえ彼らは、サウナという小さな熱い部屋には、多数の本物の感染者がいることを知りません。

 

本当だったら怖いな(笑)。

 

統計によると、2〜3人に1人がウイルス性イボまたは水虫に悩まされているんだとか。

感染率などは気候や地域によりだいぶ差があるみたいですが、最も感染しやすい場所は、ホテルのカーペットの上と公共のシャワーとプール(特にスプリングボードと更衣室)とサウナだそうです。

 

カーペットの上、、、気をつけなきゃ、、、

 

このあともゾッとさせるような記述が続いたので、興味のある方は読んでみてください(笑)。皮膚科医の先生方は、毎日多数の水虫患者を診察する、ということは本当だと思うので、確かに、水虫菌の居場所が想像できてしまい、このような思考になってしまうんだろうな、と思います。

 

ネイルサロンも衛生面がちゃんとしていないと怖い、というのは業界とかネイルに詳しい人の間では有名な話。

 

こちらの本も全体的になかなか面白い本だったので、マニアックな方には特におすすめです(笑)。世界20ヵ国以上でベストセラー入りしているそう。

 

関連記事↓

皮膚の秘密 - an’s diary ⚓︎

 

 

ということで、この先生もスリッパは履くけどサウナには行くようなので、基本的にサウナは体に良い、という認識で良いのかしら?

 

もっと詳しく調べると、効果的な入り方などもあるみたいでそのあたりを上手く利用して入ったら、良いのかなぁ〜。

 

一点だけ。

サウナは熱い空気が上に行く

頭から温まる

 

という仕組みになるようなので、あまり無理はしないようにと伺いました。

無理しすぎて倒れた、救急車で運ばれた、みたいなことを武勇伝っぽく話す人がいるなんてことも聞いたことがあります・・・笑。

 

体調と相談、ですね。

 

私はコンタクトをしていて、目が乾くので入る習慣はないのですが、ハマってしまう気持ちもわかります。気持ちいいんだろうなぁ〜。コンタクトの人はみんなどうしているんだろう、外して入るのかな?私は目が悪すぎるので、外すという選択肢がなく・・・。

 

人があまり多くない、プライベートな空間で楽しめるところとかなら、水虫やイボなどの感染も心配も少なく、良いのかも。

 

私にはあまり縁がないサウナですが、効果って実際のところどうなんだろう?と思っていたので少しまとめてみました。

 

津川先生の記事が一番わかりやすいかな?

 

 

最後に、すっっごい余談ですが、英語でサウナはsauna、

発音が「サウナ」というよりは「ソゥナ」みたいな感じになるので注意です。

 

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カタカナ英語であまり書きたくなかったけれど、あまりに「サ」とはかけ離れた発音なので、発音記号や音声など、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

 

参考元↓

Sauna definition and meaning | Collins English Dictionary

 

知らないでいきなりネイティブにsaunaって言われると「????」となります(笑)。

「ソーナって何?!あ〜!サウナのことね!」と。

 

あと、日本でいうジャグジーもjacuzzi(「ジャクージー」みたいな感じの発音)で全然違う。紛らわしくて困るー!これはhot tubとかwhirlpool とか呼び方も色々あり、さらに混乱するやつです。

 

スパでは結構よく聞かれます。

 

音声でも少し取り上げてみました↓

#76 発音注意?!サウナ “sauna”(2022Mar22) - 【英語 × 健康/美容】an’s health and beauty | stand.fm

 

#78 サウナのメリット・デメリット(2022Mar29) - 【英語 × 健康/美容】an’s health and beauty | stand.fm

 

 

 

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