an’s diary ⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上スパセラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容・健康情報などを綴っています。

『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門』

 

最近読んだこちらの本↓

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『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門』

 

「体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病」というサブタイトル。

時間栄養学ってあんまり聞いたことがなかったのですが、たまたま書店で見つけて、面白そうだなぁと思って早速購入して読んでみました。

 

著者は、柴田重信さんという方で、講談社のブルーバックスから、つい最近8月20日に出版された本です。

 

内容は、例えば同じ人が同じものを食べても、1日の中でいつ食べたかによって太りやすくなったり痩せやすくなったり、血圧が高くなったり変わらなかったり、と違う反応が起こることがある、それはなぜか、などが書かれています。

 

2017年に三人のアメリカ人科学者がノーベル医学・生理学賞を受賞したことで注目されたのが、体内時計を司る時計遺伝子のメカニズム。この時計遺伝子というものの働きが、複雑に絡み合い、体の中で時間によって違う作用が起こり、その仕組みが少しずつ解明されてきているんだそうです。

 

「運動しているのに痩せない」

「食生活を変えたのにいまいち効果がみえない」

「昔と同じことをやっても痩せない」

 

それはなぜなのか?

その答えは時間にあるのかも?!

ということでダイエット・痩せるとかそういう話だけではないんですが、

 

「いつ」「何を」「どう」食べるかが健康を維持する上で重要なのかもしれない

 

ということを研究データなどをもとに解説されている本でした。

 

全体的な内容は、科学が苦手だと、ちょっと小難しいかもしれないです。ブルーバックスって科学の話、話題を専門家の方が一般向けに書かれた本だそうなんですが、やはり超文系の私にはところどころで頭がついていけない部分も正直ありました。

 

ただ、私は個人的に「糖化」という観点からも、血糖値コントロールを意識したダイエットというか、肌や体のためにも老化予防のために意識していることもあって、(正直そんなにストイックにはできていないんですが)それに関連する部分もあり、非常に興味深く読ませていただきました。

 

糖化に関してはこちらに少し、以前書いています↓

糖化のおはなし - an’s diary ⚓︎

 

 

本の話に戻りますが、最初に書かれていた、身近な食べ物の例として、「朝カレー」と「深夜ラーメン」の話がわかりやすく、序盤からなるほど〜!面白い〜!と惹き込まれました。食事を摂る時間と体の反応について解説されています。

 

時間栄養学については、研究データとかまだまだこれからの部分もあるみたいのですが(マウスの実験のみでヒト試験はまだ、など)、実際に、ダイエットに関していうと自分が今より太っていた頃と、少し体重や体脂肪、サイズが減った今を比べると、その通りだなと思う部分も多く、興味深く読ませていただきました。ダイエットに限らず、健康面、美容の観点からも、血糖値コントロールに関しても、他の書籍などと照らし合わせてみると、やはり気をつけたい点だな、と思ったり。

 

本の内容が気になる方はぜひ手に取ってみてください♪

 

また、stand.fm(スタエフ)でも、本について簡単にお話させていただきました↓

#17 『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門』(2021Sep01) - 【英語 × 健康/美容】an’s health and beauty | stand.fm

 

朝カレーと深夜ラーメンについての詳細はこちら↓

#18 朝カレーと深夜ラーメン(2021Sep02) - 【英語 × 健康/美容】an’s health and beauty | stand.fm

 

 

 

1,000円(税別)でこの内容、ブルーバックスさん大好きです!

 

 

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【英語 × 健康/美容】an’s health and beauty | stand.fm

 

 

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