an’s diary ⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上スパセラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容・健康情報などを綴っています。

右下腹部の痛みとリフレクソロジー

 

リフレクソロジーが医療行為ではないことはもちろん重々承知、なのですが、たまに不思議な出来事が起こるのでなかなか侮れないなぁ〜と思います。

 

最近あった2つの事例。

 

①妹の足をケアしていたときのこと

左足の、この部分(黄色い丸をつけたところ)がやたらコリコリ、他の部分にはないものを感じました。

 

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ちなみにこの反射区のシートは、私がイギリスでComplementary Therapies(補完療法。代替療法とは違います!)を学んでいたときに、リフレクソロジーの授業で使用していたもの。なんだかんだこれをずっと使っています(古いもの&写メしただけなので、汚いし見にくくてすみません)。

 

リフレクソロジーって何?という方のために一応・・・

リフレクソロジーはreflex(反射)とlogy (学問)が組み合わさった言葉で、反射療法とも呼ばれています。反射区は、マッサージをする際に目安にする、全身の臓器を足や足裏、手のひらに反映させたもの。この反射区を押すと、全身の対応する臓器や部位を刺激でき、活性化させたり、血流をよくしたりできるという考えがリフレクソロジーの基本です。英国式やドイツ式、台湾式など色々あるようですが、私は英国式を習いました。)

 

 

私「なんか左の足の方が凝ってる?だるいとかある?」

妹「あ〜そうかも」

私「てかさ、膝痛かったりしないよね?」

妹「あ、左の膝ね、昔からちょっと痛いんだよね

なんか1回痛めてからたまに調子悪い時あるんだ」

私「え、そうなの?!」

 

 

我が妹ながら膝が痛いなんて全然知らなかったのですが(ごめんよ・・・笑)、すごい!

やっぱりリフレクソロジーって面白いな!と思いました。

 

 

②自分の足をケアしていたときのこと

フットクリームを塗りながら、たまにミニリフレ、みたいな感じで気になる箇所のツボ押しのようなことを行なっているのですが、あるとき右の反射区のこの部分に激痛が走りました

 

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①に同じく、黄色い丸を付けたところです。

 

だいたい頭の中に、この位置なら身体のあの部分の反射区、などとインプットされている為、激痛を感じたときも「この位置だと、腰まわり?子宮とか卵巣とか生殖器系?婦人科系で何かあるかなぁ・・・それとも腸?膀胱?・・・下半身のどこかかな」と予想を立てました。

 

その時ふと思い出したことがあります。

去年のちょうど同じ時期に、右下腹部(付け根の上あたり)がたまに痛くなること(数秒間〜数十秒)が1ヶ月ほど続く時期がありました。毎日ではなく、数日に1回とかの頻度です。そのうち治るかなぁ〜と思ったものの、数週間続いたので念のため、まず婦人科に行ってみました。

 

検査をしたものの特に何も異常は見られず。

 

その後内科にも行きましたが、そちらでも特に何も見当たらず。

可能性としては、便が詰まっているから、圧迫されてたまに痛みが生じるのかも、ということでした。

 

先生にそう言われ、「いや、私便秘じゃないんですけど!」と一瞬思いましたが、便秘じゃなくても腸が詰まっていることがある、ということを聞いたことがあったので、もしかしてそれかも、と納得できる自分がいました。実際にレントゲンを撮ってみると、確かに詰まっているといえば詰まっているかもね〜という感じ。

 

心当たりは一つあります。どんなに健康に気を遣っていても、一番苦戦しているのが「早食いになってしまうこと」。

 

「よく噛むこと!!!」と意識するようになり、だいぶ改善されてはきましたが、油断すると恥ずかしながらかなり早く食べ終わってしまいます。セラピストとか、サービス業あるある?とも聞きます。

 

ちゃんと噛まないと、消化が悪くなり、ガスが溜まる、歯が弱りボケやすくなる、歯並びにも影響、顔がたるむ、など良いことはない。 

 

というわけで、自分の足の激痛ポイントを見つけ、また便が詰まってるのかなぁ〜などと考えていたらその2日後に(足に激痛ポイントを見つけた2日後です)!

 

また去年と同じ右下腹部の痛みが始まりました(!)。ちょうど生理と重なり、生理痛なのか何なのか区別が難しかったのですが痛みは去年と同じ。普段こんな生理痛はあまり感じたことがなかったので、恐らく去年感じたものと同じ痛み、原因な気がしています。

 

去年は病院で漢方薬を処方してもらい、 便を出すのを促す、ということで飲んでみましたが普段特に便秘ではないのであまりよくわからず(笑)。でもいつの間にか痛みがなくなったので、やっぱりそれが原因だったのかなぁという、結局はっきりとした原因はわからずに終わりました。

 

今回も同じ理由なのか、生理に関係するものなのか、謎でしたが右下腹部あたりで何かが起こっていたのは事実。今回はすぐ治ったのでそのまま何もせず、また足の激痛ポイントも消えたので良かったです。

 

右下腹部の謎の痛みは自律神経との関わりも可能性としてはある、というお話を聞いたこともあるので、そういうのも関係しているのかもしれません。そんなに乱れているつもりはないのですが、きっと何かのサインだったのかなぁ、と。今回は検査などしていないですが、痛みは消えたのでとりあえず様子見です。

 

 

このように、今回は自分も含めて身内の話でしたが、お客さまでも「えーすごい!占いみたい!」と抱えているお悩みなどを言い当ててしまうことがあるので、リフレクソロジーって面白いな、不思議だな、と思うことがたまにあります。

 

イギリスにいたときも、2週間に1回の頻度で受けてくれていたクライアントが、いつもは感じない肺の反射区の部分に違和感を感じ、気になったので病院に行ったら肺炎の一歩手前だった、という報告を受けたことがあります。その方はご自身もセラピストの経験がある方だったので、予防の意識もとても高く、「念の為」として病院に行ったのですが、「あのときリフレクソロジーを受けて良かったわ」とすごく感謝されたので、こちらもよく覚えているエピソードです。

 

先述したように、リフレクソロジーは医療行為ではなく、私も医療従事者ではありません。お客様にも勘違いや誤解がないように、そのことは結構しつこく(?)お伝えしています。ただ、身体の状態を観察する一つの手段として、参考程度に、予防として受けること、またセルフケアとしてできると役に立つことがあるかも、と思っています。

 

それより何より、足のマッサージって気持ちいいんですよね、着替えも楽ですし。

ご高齢の方で、腕がなかなか上がらないから着替えが億劫なんです、という方や、全部脱ぐのは恥ずかしいという方にリフレクソロジーはとても人気です。

 

全身の反射区、ということで意外と終わった後は全身スッキリ!なんていうこともあります。その日はよく眠れた、というお声もたまに聞きます。

 

また私が習ったのは英国式で、右足はそのまま身体の右側、左足は身体の左側、として考えますが、○○式が変わると(確かアジアでは)反対の足を反射区として捉える、と聞いたこともあります。足裏だけでなく、足首周りや甲の部分も含めて反射区はあると考えられているので、全体でみるとまたそれも面白いです。

 

 

 

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