an’s diary ⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上スパセラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容・健康情報などを綴っています。

ワーママはるさんの『ライフシフト習慣術』を読んで考えたこと

 

音声メディアVoicyの人気パーソナリティー、ワーママはるさん。

voicy.jp

 

1年(も経ってないかな)ほど前から聴き始め、すっかりファンです。最新回から聴き始め、その後遡ってますがまだすべては聴けておらず、少しずつ追いかけているという状況です。

  

そもそも私はワーママではないし、ママでもない。むしろ私のような異業種はかなり珍しいので共通点がある人を見つける方が珍しいのですが。

ただはるさんのVoicyは、意外と男性のリスナーさんも多いようで、「ワーママ」ということはあまり関係ないみたいです。お話しされている内容も様々で、子育ての話、夫婦・職場などの人間関係の話、資産形成、女性特有の悩み、不妊治療の話、性について、など様々。聴いていると、

 

そう、そうなの!

なるほど〜、そういう視点があるのか!

 

など、日常のモヤモヤがクリアになるようなヒントがあったり、モチベーションが上がったり、学びに役立つもの、雑学のようなもの、などはるさんから学んでいることがたくさんあります。

 

また、私がはるさんのVoicyを聴き始めたきっかけは、多分ホルモンとか、何か身体に関わるトピックを話されている回があったからかな、と思います。ちょっと記憶が曖昧なのですが、セラピストとしてのアンテナに引っかかる何かだったかと思います。はるさんは外資系企業に勤務(現在は退職され、サバティカルタイム中)、ヨガのインストラクター、不動産賃貸業などかなり色々とされています。限られた時間を上手く使いやりくりされていて、本当に尊敬です!

 

はるさんの詳しい経歴などはこちら↓

尾石晴(ワーママはる) – やめる時間術、Voicyパーソナリティ、note、尾石晴(ワーママはる)のWebサイト

 

そんなはるさんの2冊目の書籍、『ワーママはるのライフシフト習慣術』を最近読みました。

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本の内容は、Vociyでお話しされてきた内容を集約したようなもの、ということで聴いたことがあるお話ばかりでしたが、やはり耳で聴くのと目で読むのは違うこともあり、今回購入して良かったです。

 

はるさんのVoicy、そして今回の書籍は自分のためももちろんですが、実は妹のため、でもありました。ここ数ヶ月かなり参考にさせていただいております。

 

「あ!これいいな、参考になりそう!」と思ったVoicyのURLを妹に送ったり、本の内容をシェアしたり。最終的に妹も読んでいます。

 

私の妹は3児の母。小1(女)、年中(男)、1歳(女)の子育て真っ只中!仕事は現在しておりませんが、特に二人目が生まれた直後は精神的にも体力的にもかなり辛かったようです。しかもワンオペなのです!日曜日くらいしか旦那さんは家におらず、帰宅はいつも深夜。でもとっても良い旦那さんの印象であまり夫婦関係の愚痴は聞かないし、良い家族だなぁ〜といつも思っています。妹と私はかなりオープンな関係なので(だと私は思っている)、お互い何かあると割と何でも言い合えるこの存在はありがたいです。

 

少し離れたところに住んでおり、現在はコロナの影響もありあまり行き来できません。ただ私は長い休暇が取れる職業でもあったので、泊まり込みでしばらく子育てを手伝う、ということをたまにしております。

 

 

甥っ子姪っ子がいなかったら、私は「子育て」のこの字も理解していなかったなと思うことがたくさん。

 

思い通りにいかないことがこれほど多く、計画通りになんて進まないことばかり!

また、できていないことは自分がよくわかっているのに、「またできていない」と人に思われる、と自己肯定感がどんどん下がっていきそうになる・・・

人によって気になるところや完璧にしたい部分は違うと思いますが、完璧主義の方、また職場や学校で優等生だった方ほどそういう感情が強いとも聞きます。

 

「私も不幸なんだからお前も不幸になれ」という精神があるそうなのですが、こういったことが積み重なっていくと人への嫉妬、またストレスの吐け口がネガティブなものになることは納得です。

 

これに義理のご両親や実親との関係、行事やお金の使い方に関する夫婦や両家の価値観、二人目は?私立に入れるのか?マイホームはどうするのか?ママ友やPTA関係、日々の生活のやりくりはもちろん、仕事やキャリア形成の悩みも重なる。実際に一般的に子育て世代は職場でも脂がのっている時期というか、ポジションやこの先の方向性なども色々考えさせられる。時短?フルタイム?それとも思い切ってやめるのか。転勤族ならどちらかは諦めなければいけないチャンスがあるかもしれない。でもこの先ずっとこの人と本当に一緒にいるのか、何かあって収入が途絶えたら?子供が学校に行きたくないと言い出したら?年齢やタイミングによっては親の病気や介護まで重なるかもしれない。日本の定年制度も崩れ始め、年金はもらえるのか?自分で資産を作れと言われても、目の前のことで精一杯・・・

 

悩みは尽きません。

自分には無縁と思っていることも、ある日突然やってくるかもしれないのです。そこにこの長引くコロナ問題!たくさんの人の人生を狂わせてしまっています。

 

 

「子育てって大変」というひとことの重み。

数年前に担当したお客様との会話の中でも、振り返るともっと寄り添ってあげることができたはず、と反省しました。薄っぺらかったな、と。反省しだすとキリがないのですが・・・。

 

 

「お母さん・ママ」「妻」「ビジネスパーソン」「娘」など複数の顔を持つ方にとって、時間も心も余裕がある人の方が珍しいと思います。「私」という主語の軸を持てる時間が圧倒的に少ないかもしれません。 

 

 

妹の子供を預かったときに、ボディクリームなんて塗れないわ。顔で精一杯。顔もいつものスキンケアはできないかも、と悟りました(笑)。

こんなの小さな悩みですが、人や立場によっては大きな問題。

ある程度諦めることはできるけど、自分の見た目が仕事に繋がるビジネスをされている方はどうでしょう?モデル・芸能人の方は特に。復帰して、テレビに映る機会があったとき、「まだ仕事がある!私を待っていてくれる世界があるんだ!」と思う反面、「本当に今の私を受け入れてもらえるのだろうか」という葛藤がある方も多いと思います。怖くて、よく調べもしないで人に勧められるがまま整形などに手を出してしまうかもしれない。(整形が悪いわけではないです。実際に人生が好転した人もたくさんいるし。でも、後で後悔してしまうほど、よくわからないのにやってしまった、お付き合いでつい、という方もいるのも事実です。)

 

私も一応美容と健康に携わる職業なので、「あのセラピスト、肌全然綺麗じゃないし、体型もたるんでるのにアドバイスしてきた。全然説得力ないわ」と思われたらどうしよう、と思います。もちろんそう思われないようにできる限りのことをしているわけですが、これに関しては、優れたプレーヤーが優れた指導者とは限らない、というように肌荒れがひどくても、太っていても、例え完璧でなくても知識が豊富で人に伝え、改善に導くことが得意な方もいるのでもちろん一概には言えません。

 

また、以前どこかのVoicyではるさんが、お風呂から出る直前にベビーオイルを子供と自分に塗る、それからタオルドライ、服を着てボディケアは終了!というお話がありました。

 

なるほど!!!その手があるのか、とはっと気付かされました。

 

はるさんは、このように「仕組みを作る」ということをとても大事にされています。

 

「人は変えることはできない。何か今の状況を変えたければ、自分を変えるか、仕組みを変える、整えること」

 

というようなことをよくおっしゃっています。

実は意外と自然にできていることも多く、「ずっと夫が、子供が○○をやめなくて、直らなかったんだけど□□を買って△△するようにしたら、○○がなくなった、減った」みたいなことです。

 

わかりにくいかな(笑)。

例えば、SuicaやPASMO、定期券をよくなくす、落とす人が、カードをやめてスマホで使うようにしたら無くさなくなった、とか。

 

これも仕組みを変えることによって忘れ物や落とし物を減らす努力をした例の一つかと思います。

 

同じようなことをどんどん自分の生活に取り入れていき、相手への不満を仕組み化することによってネガティブ感情を解決していく、というようなことです。 

 

うまくいかないのは「仕組み」ができていないから、ということは意外と多いです。

相手は変えられない、じゃあ自分が我慢するのか?

きっとぶつかります(笑)。いつか大きな問題、衝突が起こる、そして起きたときにはもうやり直しのきかない状態になってしまっているかもしれない。

 

 

はるさんのお話を聞いていると(また本を読んでいると)、人生について色々と考えさせられます。ぼんやりとしたモヤモヤって、分解してみると意外とシンプルだったりするなぁと気付かされました。「分解思考」が足りなかった。

 

ワーママでもママでもないけれど、悩みがないわけではない。

  

はるさんの本の中で、あとがきというか、「おわりに」のページが好きです。

コントロールできないことが人生には多くある。ただコントロールできないからと嘆き、漠然と過ごしても「人生を主体的に生きる方法」は誰も教えてくれない。当時30代半ばの私は、「残り60年のために行動するしかない」と気づきます。

 

世界的名著『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)が出版されて以来、「ライフシフト」という言葉をよく聞くようになりました。はるさんは、年間300冊以上の本を読むという幼少期からの大の読書好き!様々なジャンルの本を読み、得た知識をインプット、アウトプット、と思考を重ねながら実行し、成果を得てきたはるさんだからこそ書くことができた本なのかな、と思います。

 

一見難しそうな横文字も出てきます(笑)。オフィスワークでないと「知らんわ!」「なんかカッコつけちゃって!」と自分とは無縁な気もしますが、大切な友人やお客様はこのような横文字だらけの世界でお仕事をされているのかな、と想像できるようにもなります。

  

またはるさんの思考で個人的に好きなことの一つに、「科学的根拠に基づくこと」をベースにお話をされていること、スピリチュアルではない、ということがあります。スピリチュアルを大事にされている方への配慮はもちろんあるけれど、きちんとデータを基にお話されていることに好感が持てます。

 

「家庭もキャリアも賢くしたたかに楽しく続ける人生戦略」

 

「何かをやるぞ!」とあまり構えずに、気軽にVoicyを聴いてみるだけでも、日々のヒントになる何かがきっとあると思うので、まだ聴いたことがない、という方はぜひ聴いてみてください。

 

Voicyはこちら↓

ワーママはる「ワーママはるラジオ」/ Voicy - ボイスメディア

私はアプリでバックグランド再生、1.5倍速or2倍速で聴くことが多いです。プレミアムリスナー限定回以外は無料で聴けます。

 

本はぎゅっとまとまっていておすすめ♪ 定期的に読み返したいので手放さずに手元に置いておきます。

 

 

 

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