an’s diary ⚓︎

イギリスセラピー留学を経て、豪華客船で働く船上スパセラピストへ。海外生活の話や旅日記、美容・健康情報などを綴っています。

セロトニンとオキシトシンとドーパミン

 

Twitterで見かけたどなたかのこちらのツイート。

 

うわぁ〜まさに!ととても納得しました。

こちらの本の引用だったみたいです。

 

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少し分厚い本ですが、他の図やイラストもわかりやすく、なかなか読みやすかったです。

 

元々私はいつからか、セロトニンとオキシトシンが大好き人間(笑)。というかホルモンについて興味津々(セラピストやエステティシャンに多い)。

ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、良いことも悪いことも全部ホルモンと自律神経じゃない?と思うこともたまにあります。

 

ドーパミンはちょっと気をつけないと・・・と思っていたのでまさに!この帯の図の通りの思考でした(一応それが正解みたい、よかった!)。

 

図が小さくてわかりにくいので拡大されたものをAmazonから拝借。

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「幸せってなんだ?」「幸せになるために」みたいな本としてというよりも、ホルモンについてちょっと深掘りしたくて手に取りました。もちろん、幸せになるためには?という目的で読む本の一つでもあると思います。スピリチュアルな本ではないです(笑)。

 

そもそも、「幸せホルモン」という代名詞がオキシトシンとセロトニンにつく時があり、「どっちが幸せホルモンなの?」「ドーパミンもそうって聞いたけど・・・」みたいなことがたまに起こり、実際少し混乱していました。

 

幸せホルモンって結局何?どれ?

 

とぼんやりな疑問。どれも間違いではないと思うけど・・・

 

そう、どれも間違いではなく、 この本によるとタイトルにもあるように3つの幸福、幸せホルモンになるみたいです。それもすごくわかりやすくそれぞれについて解説がされていました。

 

大きく分けるとこの帯の図のピラミッドの通りなのですが、

① セロトニン的幸福(心と身体の健康)が土台にあることが大前提で、

② オキシトシン的幸福(つながり・愛)がその次に、そして最後に

③ ドーパミン的幸福(成功・お金)が一番上にくる。

 

この順番を間違えて幸せを求めてしまうと、いつまでも満たされないかもしれない。

 

いつの間にか自然と「健康第一」という思考が染み付いていたし、ホルモンに関しての知識も少しずつ増えていたけれど、この本を読んでとっ散らかっていたセロトニンとオキシトシンとドーパミンについての知識が少し整理された気がしました

 

ちなみに女性は特に、性行為をするとオキシトシンというホルモンが分泌され(もちろんそれだけじゃない)、まさにつながり・愛を感じ相手を好きという感覚に陥る、その結果相手が本気でなかった時に関係をこじらせやすい、という話。今でこそ割と有名な気がしますが、それって性教育とかで10代のうちに教えてあげても良いことよね、とも思う。また男性は種の保存の観点から生物学的にも浮気をしやすい、とかも含めて。浮気や不倫を正当化するわけではないけれど、遺伝子レベルで、みたいな話を聞くと納得してしまったりします。自分が当事者になるとどこまで許容できるかとか、また難しい話かと思いますが・・・。でも自身の行動を制御したり、自分と相手の言動を分析するのにこういったことは若いうちから知っておいた方が良いのでは、と感じます。

 

孤独が孤毒になり得る、というようなことも書いてあったのですが、それを少しでも埋めることができるかもしれないのがマッサージやトリートメント。タッチセラピーという言葉もあるくらいなので、人や動物に触れることで幸せホルモンの一つ、オキシトシン分泌に効果があるということはこの本にも記載がありました。大好きな人に触れられる方が効果的とされていますが、パートナーがいない方はサロンやスパでトリートメントを受けるメリットの一つでもあります。パートナーがいる方ももちろん!

 

そういったこともあり、私は強圧のトリートメントは好きではないし、自分ではやらないしなるべく受けません。触れるだけで効果があるものを、「痛い」という思いをしながら受けると血管収縮するし、ホルモン分泌はあまり期待できないと思う。それよりストレスホルモンが出るんじゃない?という考えです。体内のホルモンの濃度を測ったわけではないのでわかりませんが、私は個人的にそう思っています。そういう実験データもあった気が。違ったらごめんなさい。個人の見解です。

 

個人的にこちらに嗅覚(アロマ)、触覚(マッサージ)を入れてくださり嬉しかったです↓

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ただ少し補足するとどちらも「心地良いな」と思うものに限定するかなとも思います。嫌いな香りを嗅いでもリラックスできないし、苦手な人や下手な人にトリートメントで触れられてもきっと逆効果。私は提供する側なので気をつけたいところです。

 

またドーパミンは報酬系、やる気スイッチにもなるのでモチベーションを上げるのには良いですが、ほどほどにしないと「もっと、もっと」と歯止めが効かなくなります。薬物やタバコ、アルコールが良い例です。最近はSNSもこのドーパミンと深い関係があると言われており、いいねやコメントなどを求めて過激な行動を取ってしまうインフルエンサーも度々問題になっています。インフルエンサーでなくてもそれが原因で睡眠不足になったり、健康に悪影響を及ぼすということは十分考えられるので、やはり自身や家族、大事な方の健康第一でいきたいところ。

 

あらためてホルモン、脳内物質の面白さ、大切さを学びました。

セロトニンは腸との関係も注目されているのですが、今回それに関しては記載がなかったかと思うので、そこに関してはまた別の機会に詰めていきたい。

 

 

 

<2021年8月追記> 

このセロトニン、オキシトシン、ドーパミンについて音声で解説してみました。よろしければ、合わせて聴いてみてください♪

 

私の説明の仕方では至らない点もあるかもしれませんが、この3つのホルモンについてなど、人によっては耳で聞いたほうが理解しやすいかも?!です。

stand.fm

 

補足の回として、ドーパミン的愛情とオキシトシン的愛情についても。

stand.fm

 

 

 

ちなみにこの著者の樺沢紫苑先生という方は、『アウトプット大全』『ストレスフリー超大全』などの著者としても有名な方だったのですね!どちらもまだ読んだことがないのですが、書店で必ずといっていいほど置いてある本なので気になっていました。そちらを先に読んだ方には、重複する内容もあるのかも。

 

 

 

 

 

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