最近読んだ本③『間違いだらけの腸活の常識』
最近というかもう1ヶ月以上経ってしまいました・・・。その間に他の本もいくつか読んでしまったので書くか迷いましたが、①②と書いたものから食繋がりということもあり書き残しておこうと思います。今回はさらっと。
最近読んだ本①『最高の体調 ACTIVE HEALTH』 - an’s diary ⚓︎
最近読んだ本②『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』 - an’s diary ⚓︎
今回はこちら、腸についての本をたくさん書いている藤田紘一郎先生の本、『間違いだらけの腸活の常識』。
この本、実はAmazonなどであまり評判が良くなく・・・。というのも、他の著者の本に書かれていたFODMAPという表が、引用の明記などなく勝手に使用されていたそうです。これはさすがにNGだなと思いますが、後ほど訂正・謝罪がされ、本の該当ページにその旨が書かれた紙が挟んでありました。
内容どうこうというよりも、この件ばかりが目立ってしまい、口コミはこのことばかり書かれていました。私はその背景など全く知らずに書店で手に取り、後からこの事実を知り(というか該当ページの紙を見て「おやおや?」と思いましたが)とりあえず読み進めました。
そういうことを一旦抜かして考えると、私は個人的に初めて知る内容も多く、勉強になりました。もしかすると、藤田先生の本をたくさん読んでいる方にはあまり目新しい情報ではないのかもしれません。それから、腸について、腸活について詳しい方も。
私は本を数冊とNHKのヒューマニエンスのような番組をちらほら見ていたくらいなので、腸に関してはまだまだ知らないこともたくさん。これから少しずつ勉強していきたいな、という段階。(ヒューマニエンス、面白かったです!)
①②③のどの本にも腸内細菌について触れられていたかと思います。最近は腸活ブームということもあり、目にしたり耳にすることも多く、私も意識できるところはしていますが、やはりちょっと気になるのは消毒のしすぎによる菌の減少。
大人の私たちもそうですが、赤ちゃんや子供の衛生に敏感になりすぎ、今後どうなってしまうのか懸念されます。
これらの本はコロナ禍の前に書かれた本なので、その時でさえ「日本人は清潔で、過敏になりすぎる」と言われているのに、今は・・・!
これらの本に限らず、ここ数年受けてきた講習などでもこれは色んな先生方が触れられている話題なので、偏った話ではなく、本当に懸念されている事柄なんだと思います。
でもお店に入るのに消毒する・しないはマナーとして、とか周りの目も気になるし、「なんか汚いかな」と潔癖症とまではいかないけれど、明らかに昔よりも気になる自分もいる。バランスが難しい。。。
また、この本の内容で一番気になったのは、シーボという小腸に腸内細菌が増えすぎることで、腸内の粘膜を傷つける病気。小腸内細菌異常増殖(SIBO)というそうです。
著者の藤田先生は、長い間腸についての研究をしてきた専門の方。長年、腸に「良すぎる」生活を続けた結果、大腸の腸内細菌が増えすぎて、小腸へと移動し、小腸の腸内細菌が増えてしまったことによりお腹にさまざまな不調が起こってしまったんだそうです。
このように腸に良かれ、と思って色々やっていた結果、偏りすぎ、また藤田先生のように「良すぎる」がゆえに病気になってしまった、という話を他にもタイムリーに聞いたこともあり、純粋に怖いと思いました。
どんなに「あれが良い」「これが良い」「科学的に証明されている!」「調子が良くなった」と聞いてもその人と自分は違うし、今は良くても10年後20年後、何歳まで生きるのか、歳を重ねたときの自分の身体や肌の健康状態はわからない。最後は自分の積み重ねた知識と行動、そして運にもよるかもしれない。
最終的に藤田先生の体調は改善し、その方法なども本に書かれているので気になる方はぜひお手に取ってみてください。
そんなにページ数も多くないので読みやすかったです。ちょっとしたレシピなども載っていました。
🌟follow me🌟
Travel: @an.wellwalk
Health & Beauty: @an.mirific
🌟サロンについて🌟