【サンダルウッド】インド産とオーストラリア産の違いって?
以前こんな記事を書きました↓
オーストラリアの精油を巡る旅③ 〜 サンダルウッド 〜 - an’s diary ⚓︎
インド産サンダルウッドと呼ばれるものは、主にEast Indian Sandalwood, sandalwood Mysore, White sandalwood, yellow sandalwoodなどと呼ばれていて、学名(ラテン名)はSantalum albumという種です。
そして、オーストラリア産サンダルウッドと呼ばれるものは、そのままAustralian sandalwoodとして知られており、学名はSantalum spicatum(文献によってはEucarya spicataという記述もありました)。
学名は世界共通なので、お仕事などで使う方はできる限り覚えておくと便利です🌟日本人の私たちにはとても難しいですが・・・
以下、インスタグラムにアップした内容です。英語と日本語で簡単にまとめております。
持続可能な観点からもオーストラリア産を選ぶことが世間の動きとしてある、ということは以前のブログでも書きました。ただ、何度もしつこいようですが、香りの好みは人それぞれ。そして、100%自然な精油は農作物なので、場所、天候、生産者、年、抽出方法などによって違いが出るもの。現在の技術では、成分も全て解明されているわけではありません。
ちなみに同じインド産でも比較的安価な西インド産のWest Indian sandalwood or amyris (学名:Amyris balsamifera)は別の種なので、注意とのことでした。
私は現在、ARTQ ORGANICSのサンダルウッドを使用しています。こちらはオーストラリア産、コスモスオーガニックの認証を取得されています。
1滴で存在感のある、深くやさしいやわらかな香り。他の精油とのブレンドの相性が良いものが多く、比較的使いやすいベースノートの香りです。
アーユルヴェーダとヒンズー文化と深く関わりのある香りとしても知られ、寺院ではインセンス(お香)として使用されてきた歴史があるそうです。
ユーカリやティーツリーなどのように新しいほど良い、という植物からとれる精油もあれば、このように50年以上かけて育った木からとれる精油もある。一つ一つの香り、精油それぞれが持つエピソードを知るのがシンプルにとても楽しいです。
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