『セラピストなら知っておきたい 解剖生理学』の本
読書の秋、ということで、今日は本の紹介。
セラピストできちんと資格を取ったり、講習に参加したり勉強したりした、という方は解剖生理学を学んだと思います。
日本では資格がなくても簡単にセラピストになってサロンでも働けるので、初心者で知識も浅いセラピストが施術を担当することも多いです。真剣、真摯な方ももちろん多いと思いますが、人の身体に触る、という職業なので、最低限の知識は資格の有無に関わらず必要だと思います。
でも、解剖生理学って、本当に複雑で難しい。理解するのにも一番時間がかかるし、頭に入れなければいけない知識もたくさん!
元々「超」が付く文系の私は、留学中はヒィヒィ言いながら勉強してました。
そこで、役に立ったのが、こちらの本。
『セラピストなら知っておきたい 解剖生理学』
著者:野溝明子(医学博士 鍼灸師)
もう、本当にお世話になってます!留学中も、今も、わからないことがあったり、自分の復習のためにもよく読んでます。
複雑なからだのしくみをわかりやすく、端的にまとめてくださっているこちらの本。
内容は、大きく分けて3つ。
第一章:セラピストが知っておきたい「からだのキホン」
第二章:からだの悩みを医学の目で「診る」
第三章:もっと素敵に暮らすための「からだのこと」
例えば、
リンパとは何か?
むくみを深く知る
しわとたるみとコラーゲン
マッサージを医学的に考える
香りで気持ちがやすらぐしくみ
癌とがんの違い
などなど・・・
セラピストと一言でいっても、様々な職種があると思います。
ボディのことだけでなく、フェイシャルのこと、また、アロマセラピーに関すること、他にも、看護師やヨガのインストラクターの方にも推奨されており、お役に立てる情報が詰まった一冊ではないかと思います。
イラストもあり、私たちの生活からイメージしやすい形で書かれている文章なので頭に入りやすいです。また、専門書などもう少し詳細に書かれている難しい本などと合わせて勉強すると、補助になる本だなぁとも思います。
私と同じように、解剖生理学が苦手だなぁという方は、ぜひお手にとってみてください☆
※2021年7月 追記
続編として、
『セラピストなら知っておきたい 病態生理学』
という本が出版されていました!
まだ内容は読み込めていないのですが、 ざっとみた感じ1冊目とセットで知っておきたいトピックが盛りだくさん!ホルモンや自律神経、美容に関する内容も多く取り上げられています。
構成は、1冊目とほとんど変わりませんが、
第1章 セラピストが知っておきたい「病態理解のためのキホン」
第2章 美容の悩みを医学的に「診る」
第3章 よくある体の悩みや病気に「アドバイスできるようになろう」
とパワーアップされた印象。最初から最後まで読み通すのも大切ですが、こういった本は気になったページから読んでいく、という読み方もいいな、と思い迷わず購入しました。
聞くところによると、著者の野溝明子先生のセミナーもわかりやすい!と評判が良いそうです。私も機会があれば行ってみたいな、と思いました。
こちらもリンクを貼らせていただきます。
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