マデイラ島の名物トボガンを体験!
世界一周シリーズのつづきです。
ついに、ラスト!!!
全ての記事を書き終わるまでかなり時間がかかってしまいましたが、最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
最後の寄港地は、私の大好きな場所のひとつでもある、
Funchal, Madeira Island, Portugal
ポルトガルのマデイラ島 です!
以前こちらの記事にも書きました↓
また戻ってくることができて本当に嬉しかった。
マデイラ島はヨーロッパクルーズでも人気の寄港地です♪
カナリア諸島クルーズと一緒に組み合わせてよく販売されています。
カナリア諸島についてはこちらをどうぞ↓
実は、この世界一周の旅程でマデイラ島に寄港したときに私は下船しませんでした。
本当は降りたくて降りたくて仕方なかったけれど、原因不明の風邪に悩まされていたので、諦めて船でおとなしくしていました・・・。悔しい!
でも!その後もう一度立ち寄るチャンスがあり、とっても面白いアクティビティができたのでその思い出をここに記したいと思います。
まずはケーブルカーに乗って、丘の上へ。
眺めが最高です!!!
私の働いていた船も遠くに見えます♪
丘の上を少し散策したら、メインイベント!
トボガンという木製の乗り物に乗って、一気に駆け下りていきます!!!
動画はインスタに載せました↓
「トボガン」とは山の多い地形のマデイラ島で生まれた交通手段で、人が2人から3人入れる木製の籠に、また木製のそりをつけたような面白い乗り物です。
当時は家の主人が、奥さんまたは娘さんなどを、丘の下の町まで送る手段として使われていたもので、主人はそのトボガンを引っ張って坂を滑らせると、自らもそのそりに乗り、数あるカーブを自分の足だけでブレーキをかけつつ、巧みに切り抜けて町まで送ります。
そんな当時の交通手段の一つだったトボガンが、今は観光用の乗り物としてお楽しみいただけます。トボガンは現在2人の男性によって引かれ、マデイラ島モンテの丘をすべり降ります。約10分間の体験となりますが、うまくドリフト走行などをしながらカーブを切り抜けていくテクニックや、ところどころで見られるフンシャルの景色、路地に咲く花々など、楽しみはいろいろ。そりから伝わる振動とスピードで、迫力満点(安全性もピカイチです)
こちらから引用させていただきました↓
マデイラ名物トボガン(ポルトガル) | ユーラシア旅行社ツアー添乗員ブログ「添乗見聞録」 | ユーラシア旅行社
本当にこの通りで、乗る前はドキドキワクワク、乗っている間は笑いが止まらないほど楽しくて、終わった後は興奮冷めやらぬ、もう一度乗りたい!状態。
So much fun!!!!!!
このように始まり・・・
このような道を滑り下りていきます!
しかも、電動でなくて人に押してもらいながらという、他で体験したことのないようなアトラクションでした。
いい大人がみんな楽しんでます♪♪笑
しかも、押してくれるお兄さんたちがみんなイケメンです!笑
この乗り物に乗るにはもちろん順番に並ぶのですが、何台かあって、少し間をあけて一気に下りて行きます。そしてしばらく待ちます。
するとさっき下りて行ったお兄さんとおじさまたちが、一斉に乗り物を引いて戻ってきます。そしてまた次のグループが次々と案内され、順番に下りていきます。
車で運んでくるとかじゃなくて、みんな引いて上がってくるのかな?と衝撃的でした。
どのように回しているのかは謎ですが、とてもフィジカルなお仕事だと思いました。
とっても楽しいひとときをありがとうございます☆
今でも忘れられない、シップライフの中でもベスト10に入る思い出です!
ランチはクルーが大好きな、Stake on the Stone!
テラスで気持ち良い風に吹かれながら食べるステーキ、最高でした☆
世界一周・・・色んな大陸、色んな国、色んな街を見れて、色んな人に出会い、色んな生活を知り、また一つ私の経験を増やしてくれました。
良く考えたら、仕事だけど20代で世界一周をした人ってあまりいない。
10代の頃からの夢だった世界一周の夢を、こんな早く叶えられるなんて!
仕事に不満はつきものだけど、オフの日にこんな充実した日々を送れる仕事、働きながらも美しい海や夕焼けが見れる日々、世界中の人々と知り合い、話すことができることってなかなかない。
サウサンプトンに戻ってきたときの充実感、安堵感、そしてその後始まるヨーロッパ、地中海クルーズへのわくわく感は今でもはっきり覚えてる。
そのとき、中高の学生時代に描いていた「人生」って本当にちっぽけで狭くて、世界はもっと広いんだよってそのとき誰か教えてほしかったってふと思ったのも覚えてる(笑)。
狭いようで広い日本も美しいところはたくさんある、だけど日本語だけの情報は狭い。
世界は広い。宇宙はもっと広い!
というわけで、以上で世界一周クルーズ回顧録を終わります。
(2年前の2016年5月7日、ちょうどこのマデイラ島にいました。2年もかかってしまいましたが同じ日に書けてよかったです☆)