ポルトガルで温泉発見!ポンタ・デルガダ
前回宣言しました、さっそく世界一周回顧録スタートです。
サウサンプトンを出発し、アメリカに向かうまさにタイタニックのようなルート(たしかタイタニックはニューヨーク目指して?ですが)で時代は違えど移動手段は飛行機ではなく船。時間がかかります。
sea day(終日航海日)があまりにも長くなってしまうこともあり、その途中で、一つだけ寄った港がポルトガル領の
Ponta Delgada(ポンタ・デルガダ)。
日本でポンタデルガダと聞いても何?どこ?と馴染みのない方がほとんどだと思います。
調べてみると・・・
ポルトガルの本土、首都のリスボンから約1300km離れた、飛行機で約2時間の距離に位置し、大西洋のポルトガル領アソーレス諸島の首府、サン・ミゲル島に位置する港町とのことです。(Wikipediaより一部引用。)
実は、1月の冬の海、イギリスから出航だったからか天候はいまいち、それに加えてアメリカに向かう船の走行スピードはかなり速く、もう今までにないくらいの船酔いを体験しました。もう、すごい揺れたんです!
アメリカに到着する前にここに寄れて本当に良かった。
でも、このポンタデルガダは悪天候になることも多く、予定されているクルーズ船が立ち寄れないということも珍しくないそうです(!)。
ここに寄れていなかったら・・・と考えると恐ろしい。
この時期のサウサンプトン発のルートは必ずといっていいほど揺れたので、一瞬もう船降りようかな、と思ったほど。その後はたいしたことなくてすんだので良かったですが!
さて、前情報もほとんどないまま、無事到着。
とりあえずポルトガルの友人が少し下調べしてくれて、温泉が有名ということが判明!
水着を用意しておいて!と言われましたが、水着が白とか薄い色だと色移りするかも?!と直前にわかり、行って見るだけになりました。黒とか持ってればよかった・・・残念。
お天気は、雨のちくもり。
(ほんと寄港できてよかったよ・・・)
気温はサウサンプトンに比べて少し暖かくなってきたけど雨だったこともあり、まだコートが必要でした!
でも温泉と聞いてわくわく♪
私たちが向かったのはDona Beijaとタクシーの運転手さんが繰り返し言っていた、こちら。
宿泊もできて、入浴だけでもokと日本と同じようなサービス。
料金帯も入浴のみでたしか4ユーロとお手頃だったと思います。
水着持参で、混浴。
お湯の色がこんな感じなので、上にも書きましたが水着が茶色くなってしまう可能性があるそうです!
私はこの雰囲気を見て、日本を思い出しなんともいえないノスタルジックな気持ちになりました(笑)。
ちなみに中には入っていないので、こちらは外から見える景色です。
水の色がとても特徴的です。
入ってみたかったなぁ〜。
ちなみにこちらがお店の看板。
前後しますが、温泉を訪れる前に立ち寄ったのがサン・ミゲル島の中で二番目に大きいと言われる湖。
雨が多かったらしいので、水が溢れ気味?!
そして・・・この景色!
硫黄の匂いがし、温泉が湧いてる~!と感動しました♪
まさか世界一周クルーズの第一発目で日本的な文化に触れるなんて思いもしなかったので、世界にはまだまだ自分の知らないことがたくさんあるなぁとしみじみ。
サン・ミゲル島は海底火山によってできた島なので、火山の力で温泉が湧いているそうです。
この湯気が出ているところに、ところどころ看板のような、広告のようなものがありました。何だろう?と思っていると、実は!
食べ物を煮ている(茹でてる?)というのです!!!
お肉や野菜など、ふたをしたポットに入れ、地面に掘ってある浅い穴に最大7時間ほど置いておくという調理法!
このお肉と野菜のポルトガル風シチュー、
Cozido das Caldeirasという伝統的なポルトガル料理の一つだそうです!
この後レストランに行って試食してきました!
味がよく染み込んでいておしかったですよ~♪
お野菜が特に!満腹になりました。
立ち寄ったのはこちらのレストラン、Restaurante Tony's。
その他、寄ったけどなんだかどこだかよくわからなかったシリーズ(笑)。
ごめんなさい。
それにしても、日本語だとまだあまり情報がないです、ここ。
<参考文献>
大西洋に浮かぶ島サンミゲル島の野趣あふれる温泉『カルディラ・ヴェーリャ』 | wondertrip
英語ですが、見どころを掲載しているサイト↓
Top Tourist Attractions in Ponta Delgada & Easy Day Trips | PlanetWare